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ホーム 〉SDGsユニフォーム 〉SDGsとは

SDGsとは

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。どう発音するかというと、SDGs(エス・ディー・ジーズ)です。時々エス・ディー・ジー・エスと読まれる方がいらっしゃるのですが、最後はGoals(ゴールズ)の略です。


この持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで150を超える加盟国の首脳の参加のもと、全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。


持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,貧困や飢餓から環境問題、経済成長やジェンダーに至る広範囲な課題が網羅されており、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものです。

サステナブルな社会の実現に向け CSR/CSVの両輪でゴールめざす

チクマ(大阪市中央区)は、SDGs(持続可能な開発目標)をユニフォーム業界でいち早く事業に取り入れた企業だ。古着のリサイクルをはじめ、素材開発から生産、物流までの環境負荷軽減、さらに学生服事業を通じた教育支援活動「服育」など幅広い。2030年に向け,

定番生地素材を100%環境配慮素材へ置き換える取り組みもスタート。日本でもSDGsが定着しつつある今、次なる方向を堀松渉社長に聞いた。


堀松 渉(ほりまつ・わたる)
  • 1953年
  • 兵庫県生まれ
  • 1975年
  • 京都外国語大学 卒業
  • 1975年
  • 竹馬産業株式会社(現(株)チクマ)入社
  • 1996年
  • ユニフォーム事業部第二部長
  • 2001年
  • ユニフォーム事業部副事業部長
  • 兼東京販売部部長
  • 2004年
  • 取締役ユニフォーム事業部長
  • 2012年
  • 常務取締役兼営業本部長
  • 2017年
  • 代表取締役社長に就任

マテリアリティ(重要課題)を設定

ーSDGsに対応した事業強化方針を打ち出して約1年。進捗状況を教えてください。


2014年5月に北九州市で官民一体型古着リサイクル事業の一環として共同出資で設立した事業会社エヌ・シー・エス(NCS)が着実に育ってきています。これまでに同市と福岡市など周辺自治体から回収・リサイクルした古着と、全国から回収した使用済ユニフォーム、並びに本年度からは大手ファストファッション企業が店頭回収した古着を含め累計実績は1,200万点(3,600㌧)に達しています。

また、新たに5項目からなる「チクマのマテリアリティ(重要課題)」

を設定しました。「地域と産業の発展への貢献」「気候変動への取り組み(低炭素社会への寄与)」「環境教育(服育)の推進」「法令遵守」「人材育成とすべての人に平等なダイバーシティ推進」です。

具体的には、地域と産業の発展への貢献では、地産地消など地域循環共生圏の構築やユニバーサルデザインを使った新商品の開発などが考えられます。気候変動への取り組みでは環境商材の取り入れ、リサイクル品の利用、省エネルギー、物流の効率化などが挙げられます。

このような形で重要課題5項目をテーマに、バリューチェーン全体への持続可能性を考えながら今後も引き続きSDGsの取り組みの強化を図ってまいります。

当社では1995年に社内に「環境推進室」を開設して以来、四半世紀にわたりユニフォーム分野でのリサイクル事業を推進してきました。リサイクルは地球温暖化対策の潮流を受け手着実に普及しましたが、2011年の東日本大震災で発生した原子力発電所の事故の影響で、それまで進められてきた温室効果ガス対策は見直しを余儀なくされてしまいます。

2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の主旨と合致したことから、自社の事業を新たにSDGsに沿って推進していくことを決定したのです。 当社は企業理念「共存共栄」に基づき、CSR(企業の社会的責任)経営を重要な経営課題として掲げ、環境・安全・安心を経営の柱としています。これまでの実績を踏まえながら、SDGsが掲げる目標に対応した商品並びに素材の開発を強化し、2030年の目標達成に向けた第一歩を踏み出しました。

環境対応比率100%に

ー具体的にどのような活動を。


SDGsの取り組みに対する考え方として、まずはバリューチェーンの再構築と生産性の見直し、製品と市場の関係の見直しから着手しました。本業がうまく稼働してこその社会貢献になるので、バリューチェーンの中に、ユーザーとのコミュニケーションを図り(パートナーシップ)リユース、リサイクルを組み入れ、価値の連鎖を築いていきます。

また、従来の商流にリサイクルの仕組みを組み込むなど、既存の商品やサービスの活用を図りつつ、社会課題の解決を目指します。その一環として、環境商材を中心に、フランスのファッション素材見本市「プルミエール・ヴィジョン」へ出展、海外市場の開拓をはじめ、新たな商品やサービスの可能性も探っていきます。

社内では「SDGs推進委員会」を立ち上げました。SDGsについての各種調査や情報収集、目標達成のためのコンテンツ育成を目的に、委員会内で4つの分科会が活動しています。

特に素材関連では、素材メーカーと一体となった企画開発のもと、ウールやコットンなどの天然素材、オーガニックコットン、和紙などの新天然原料、バイオ由来原料、PETボトル再生、CSR調達を課題に挙げました。目標として、22年までに既製品販売環境配慮製品比率50%の実現とCSR調達の第一次アンケート調査の完了、30年までに定番素材販売における環境対応素材比率100%を掲げています。

また、商品・デザイン面では、バリューチェーンにおけるSDGsユニフォームの確立を目標に掲げ、高視認性や熱中症対策などの機能性ウエアや高齢者、障害者を視野に入れたユニバーサルウエア、LGBT対応の商品開発をしていきます。

この他、生産分野ではCSR調達の実施とフェアトレードを目指すとともに、縫製工場の労働環境、人権などについてのアンケート調査を行い、労働環境の確認および改善の徹底を図ってまいります。物流では目的に合わせたシステム構築が可能な管理システム事業を拡充することにより、環境対応と自社物流を生かすことで効率化を図ります。

ーリサイクル事業を軸に、活動の領域が広がりました。普及のためにより多くの人に知ってもらいたいと思います。

以上、4項目の分科会課題に加え、エンドユーザーを対象とした服育活動や環境教育、イベント等の開催でコミュニケーションの強化を図り、SDGsの取組みをアピールしていきます。活動報告や今後の方針なども組み入れたパンフレットも発行し、対外的に広報活動をしていきます。特に、回収・リサイクルについては、消費者意識の啓発活動とともに、強力に推進していく方針です。

企業理念「共存共栄」とSDGs

前社長の竹馬隼一郎(故人)は、企業にとってCSRとは、社会的な課題解決と企業の競争力向上を同時に実現させるCSV(共有価値の創出)との両輪で取り組むことが大切だという信念を持っていました。経済や環境は変わっても、本業で社会貢献していくことが持続可能な社会づくりに寄与するという考えは不変です。バトンをしっかり受け取り、新しい時代の共存共栄を実現させていきたいと思います。